「工事不要」という言葉の裏にある、メーカーも警告する重大な危険性をご存知ですか?
長年使用されてきたグロースターター式の回路です。内部には「安定器」があり、電圧を調整して点灯させます。
図1:安定器を介した標準的な回路
市販のLEDランプには「照明器具はそのままで取り付け可能」と表記されているものが多くありますが、これこそが事故の入り口です。
実際の焼損事故例(安定器の過熱によるソケット溶融・発火)
照明器具に内蔵された「安定器」は蛍光灯専用の部品です。ここにLEDを装着すると、本来不要な装置に電気が流れ続け、異常発熱や発火を招く恐れがあります。
特に寿命を過ぎた古い器具への装着は、火災事故のリスクを飛躍的に高めます。パッケージに「交換できる」と書かれていても、実際には危険なケースが多発しています。
図2:不要な安定器に過負荷がかかり続ける危険な状態
電気工事士が「安定器」と「グロー」を回路から完全に切り離し、電源を直接LEDランプへ供給する正しい施工です。
図3:不要な部品を排除した、クリーンで安全な回路
古い照明器具に無理にLEDを付けるのは、古い車に無理やりジェットエンジンを積むようなものです。
安全な施工で、大切な住まいと家族を守りましょう。